[V-REP] 引数の値を取得する
vrepをコマンドラインから実行した場合、その引数を取得することができます。
コマンド
実行時に-gオプションを使うことで引数を指定できます。
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./vrep.sh -ghikisu1 -ghikisu2 -ghikisu3 |
-gは上記のように引数を与えるたびに書いてください。
これをvrep上で取得するには次のようにします。
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hikisu1=simGetStringParameter(sim_stringparam_app_arg1) |
一つ目の引数を変数hikisu1に格納しています。
説明
simGetStringParameterで指定した引数を文字列として取得しています。luaでは文字列に数値演算を行うと実行時に適切に変換されるので、これで取得した値をそのまま算術計算に用いることも可能です。
どの引数かの指定はsim_stringparam_app_argで行います。1つ目の引数であればsim_stringparam_app_arg1、2つ目の引数であればsim_stringparam_app_arg2、と指定します。引数は9つまで指定できます。
実はこの値を評価するとただの整数で定義されていることが分かりますが(sim_stringparam_app_arg1は2)、今後の仕様変更で変更されるかもしれないのでおとなしくsim_stringparam_app_argで指定しておきましょう。
又、sim_stringparam_application_pathでvrepのパスを、sim_stringparam_scene_path_and_nameでシーンファイルのパスを取得できます。
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